山大好き!
仲田のやっぱり木の家でしょ! 

フェルマーの最終定理 

仲田です。


私は本屋さんが好きで、行けばかなり長時間ふらふらしても平気です。
最近は読む時間があまりないので昔より読んでいませんが、
たまに買っては読んでいます。

たいていは建築関係のコーナーを見て、面白そうなのがあればすぐに買ってしまいます。
あとはビジネス書やコンピュータ関係や果ては料理のコーナーまでふら~とまわります。
文庫のコーナーは読む時間があるときにはまわります。


まあ、本がいっぱいあるという空間がなんとなく好きなのです。


建築関係の本ばかりでは頭が煮え立ってしまいますので
リラックスして単純におもしろそうだな、と思う本をたまに買います。


で、以前買って面白かった本を紹介します。
サイモン・シンという人が書いた「フェルマーの最終定理」という本です。


そう、定理、という言葉が示すとおり、数学の本です。


ここでフェルマーの最終定理ってなに?という人に簡単に説明しましょう。
(誰も興味ないか?)


『3 以上の自然数 n について、
  xn + yn = zn となる 0 でない自然数 (x, y, z) の組み合わせはない』

xnはxのn乗の意味で、nもnも同じように読んでください)


・・・。


文字が出てきた時点で読んでない人がおそらく80%くらいいるのじゃないかと思います・・・。
難しそうに書いてありますが、中学校くらいで習ったピタゴラスの定理

 2+y2=z2

のことなら知っている人もいると思います。
この「2」のところがnになったのがフェルマーの定理の式になるわけで、
nのところが3以上の数の時にはx、y、zには答えがない、と言っているのです。


・・・。


ここまで読んでいる人は1人か2人?
まあ、とにかく、そういうものがあるのです。
(詳しくはウィキペディアでフェルマーの最終定理で調べると概要がわかりますよ~)

で、なぜこの問題が本になるかというと、
この問題が360年の長きにわたり、世界中の数学者を悩ませ続けたからなのです。


相当頭のいい人達が360年かかってもわからない問題って
それだけでも興味が出てきます。
しかも、数式自体は中学生でもわかるような内容です。


さらに、この問題をつくったフェルマー自身は
「この問題の答えがわかったけど、余白がないからここでは書けない」
というようなメモを残しているのです。


ますます、おもしろい話です。
当然いろんな人が、じゃあ解いてやろう、と挑むわけですが
ことごとく失敗します。


その問題がようやく解かれたということなのですが、
どうやって解かれたのか?とても面白そうです。


ワイルズという人が最終的には解いたのですが、
その解法も単純にその人個人が一から考え出したのではなく、
その問題に取り組んだ人たちが考えて出てきたいろんな考え方を
非常に複雑に適用してようやく答えが出たのです。
(ウィキペディアの概要にも「暗号」のような訳のわからない説明がされています)


この本はその答えが出るまでの過程を
とてもドラマティックに、数学素人にもわかりやすく書かれており、
具体的な細かな数式の説明はほとんどないので数式嫌い!
という人にも読めるのではないかと思います。
(私は理系の人間ですが、はっきり言って数学は嫌いですし、苦手です。)


読み応えもたっぷりでしたが、
「難問に挑む人間ドラマ」が好きな人なら案外簡単に読めますから、
たまにはそんな本を読んでみるのもいいかもしれませんよ。


しかし、こういうネタを書くと、頭が良さそうに見えますね。
実際に会ったときにギャップを感じられるのが怖い・・・。