木組みが見える!
真壁の地熱住宅! 

敷地条件の不利を設計の工夫で生かす家づくり。 

仲建設のホームページをよーくご覧いただいている方の中には
「いつになったら地熱住宅の実況中継が始まるのだ?」
という思いを持っている方もいらっしゃることでしょう。

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すみません!担当である私、仲田がなかなか公開をするための時間がとれずに、”わたわた”としているために、延び延びになってしまっています。


地熱住宅は基礎工事中です。
写真は基礎工事の途中の様子。現在はほぼ完成している状態です。


現場の様子や地熱住宅に特徴的なことをこのコーナーではお伝えしていきたいと思っていますが、
その前に今回の家は家づくりを計画中の皆さまにとってもとても参考になることが多いので
現場情報を中継する前にすこしだけ今回の家づくりの計画について説明を致します。


今回の地熱住宅はちょっぴり普通の家とは違います。
なにが違うのかといいますと「真壁」という納まりで家を造るのです。

「真壁」ってどういうことかといいますと、下記をクリックしてみてください。

真壁の施工例1
真壁の施工例2


sinkaberei.jpg何となくイメージができましたか?(クリックするのが面倒な人は左の写真をご覧下さい)最近の普通の家って構造の木が見えない造りになっています。


上の施工例のように柱や梁を見せるようなつくりかたのこと真壁といいます。


さて、この真壁という方法で地熱住宅を計画するときには普通の家と同じようなつくりかたではダメで、いろいろと配慮しなければなりません。


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具体的にいいますと、壁の中を通る空気の流れを止めない工夫と24時間換気などのダクトの設置スペースをどうやって設けるか、という点です。

・・・等といってもおそらくはピン!と来る人はいませんよね。ピンとくる人は間違いなく同業の方か、ものすごく勉強していらっしゃる方ですね。


まあ、その点についてはおいおい説明をしていこうかと思っています。(逃げたな?)


写真は換気ダクト施工途中の例。真壁はダクトスペースの確保が難しい。

今回計画した家は地熱利用という点以外でも、建築計画の内容にちょっと工夫をしています。
まず、今回の計画敷地は多少角度が付いていますが、南側の隣地に住宅が建っていて
かつ、そちらの土地の方が高いために冬の直射光はあまり望めません。


そんな状況でも明るい室内にしたい、という点が大きなご要望の一つでした。
単純な計画つまり分譲住宅にあるような普通の間取りや建て方では
そのようなご要望を満たすことはできません。


例えば窓をいっぱい付ければいいのでは?という方もいらっしゃるかもしれません。
でも、それでは多くのエネルギーが窓から逃げてしまいます。
いくら地熱住宅でもそれでは効果が半減してしまいます。


それに夏の日射遮蔽を考えないと暑い時期には室内にサンサンと日光が入ってしまい、
高性能住宅であるが故に、最悪なムシ風呂住宅になってしまいます。


というわけで窓を設けるにしても工夫が必要です。
冬季の日射の入り方を検討し、夏の日光を効果的に遮りつつ、室内に明かりを採り入れる。


かなり都合の良い日光の取り込み方を計画する必要があるわけです。
・・・難問です。

taiyoutotatemono.jpg

いくつかのプランを考えつつ、使い勝手やその他のご要望をまとめていきました。
そして上の図のような方向性で基本計画を進めていくことになりました。


打合せ時にイメージを伝えるために書いたラフスケッチですので
ちょっと薄くて見にくいですが、左側が今回の計画建物です。


この計画では建物の屋根形状を片流れとしています。
こうすることで隣地の住宅の影響を受けずに明かりを家の中に採り入れることができます。
上部からの明かりは柔らかく拡散し、室内に入ってきます。

たんに地熱住宅の「システムを採用しただけの家」では快適な家にはなりません。
今回のように敷地の条件を考え、かつ自然のもつ特性を踏まえた計画を行うことが大切です。


基本計画については以上になります。次回からは基礎工事の概要をお伝えしていきますね。
お楽しみに~!!