地熱住宅建築日記 地熱住宅は特別な方法で建てるわけではありません。丁寧・確実・正しい知識をもって施工することが大切です!
知熱の家上棟!!
仲建設の地熱住宅「知熱の家」が先日無事上棟完了しました。いつもとは違い、屋根断熱を行うのでその部分の施工には苦労をしました。
地熱住宅とは言っても、構造に関しては一般の住宅とあまり変わりません。
仲建設では東濃桧の4寸角の柱とベイマツの梁を構造に使っています。
まずは柱を土台の上に立てます。

梁の下に柱を入れる穴が開いていますのでそこに次々に柱の先端部分を納めていきます。

1階部分ができあがってきました。

2階も同じように組み上げていきます。

屋根の大まかな骨組みまでできあがりました。
ここから地熱住宅はちょっと違う工事をしていきます。

通常と違い、捨てタルキという材料を施工します。
この上に断熱材を挟み込むために必要な下地材なのです。

捨てタルキの上にサーモプライという気密のための合板を施工します。
継ぎ目部分は強力な気密テープでしっかりと貼り付けます。

屋根の「横」の部分はこんな感じで下地を作ります。

屋根の断熱材をこのような形で敷き詰めていきます。
スタイロフォームという名前で、厚さは75mmあります。
熱伝導率という性能値は0.028W/mKという高性能なものです。

敷き詰めた断熱材を挟み込む形でタルキを敷き並べます。
最初に施工した「捨てタルキ」にこのタルキを固定するのです。
固定には断熱パネルビスという特殊なビスを使って固定します。
このタルキの間にはさらに40mmの断熱材をいれて、合計で115mmという厚さにします。

このタルキの上に野地板を張り付けてようやく見た目が普通の家のようになりました。

このような流れを経て、まずは屋根の断熱工事がひとまず完了します。
ちなみにここでは解説しきれませんでしたが、通常では使わない
コーチボルトというものを使って下地の木を固定したりして、
大工さんは大変苦労して施工を行っています。
玄関の上にもまだ屋根が残っていますので、
もう一頑張りして同じような仕事をしなければなりません。
大工さんも「は、は、は・・・」と乾いた笑いをしています・・・。
「大変ですけど、頑張ってくださいねぇ〜!」
と無邪気な笑顔で応じます。
この後、筋交いをいれたり、下地の材料を施工したりと、
写真では雰囲気が伝わりにくい部分の仕事がすすんでいきます。
そして炭を使った防蟻処理をすることになりますが、
それはもう少し後の工事になりますね。
というわけで、ここで名古屋近郊の皆様にお知らせです。
この地熱住宅の構造現場見学会を1/21(日)に行う予定です。
地熱住宅に特有な施工の部分はもちろん、基本となる構造がみえるので、
建物部分で一番大切な施工に関して見ることができます。
当日は現場でしか説明できない事柄や、外断熱工法で大切な部分の解説、
地熱住宅のしくみ、など盛り沢山でお届けします。
詳細は来期、イベント情報のコーナーで再度告知しますが、
興味のある方はこの機会に是非、お越し下さい。





