木組みが見える!
真壁の地熱住宅! 

外断熱のキモ!気密施工と断熱材 

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健康診断でのむバリウムが年々苦しくなってきた仲田です・・・。

真壁の地熱住宅の断熱・気密状況をお伝えします。

地熱利用をするためには確実な断熱気密工事が必要です。

特に地熱住宅の外断熱工事の内容はかなり大変です。


※写真は屋根にサーモプライを施工しているところ。

まず気密層となるサーモプライという面材を外壁面と屋根面を完全に覆うように貼り付けます。



その後、ブチルテープにて面材の継ぎ手をしっかりと貼ります。
窓周りや、土台周り、屋根と壁の接するところなど、抜けがないよう、丁寧に貼ることが肝心です。

気密層の作業が終わったら断熱材を貼り付けます。
断熱材は仮付けをしてから後ほどドウブチという細長い材料で柱に留め付けます。

0810tk5.jpgできる限りすきまができないように取り付ける必要がありますが、木の反りのせいや微妙な誤差で多少のすきまが発生する部位が出てきます。

そういう部分には写真のようにウレタンを注入してやります。


断熱材の施工が完了する頃には気密測定を行います。
本当に隙間なく施工ができているかを測定するわけです。


※気密測定の基本的な様子は以前の記事をご覧下さい。

 → 気密測定結果報告


さて、実は今回の真壁の地熱住宅は引き違いのサッシを多用していることや
通常よりも家のボリュームが大きいので(高さが高い)C値は少々悪いかもしれない・・・と懸念していました。


でもしっかりと施工をしていればそんなに悪い数値にはならないはず、と
自分に言い聞かせつつ、ちょっぴりどきどきしながらの測定です。


さてさて、結果は・・・・・。

ピッ!
「面積131cm2」

・・・・・あんまりよくない・・・・・。


C値に直すと約0.85です。


まあ、C=1を切っていますからダメではないのですが、ちょっぴり悔しい。
どこか隙間があるのではないか・・・・。


測定器を作動させておくとすきま風を感じますのでサッシ周りを中心に
隙間がないかをチェックします。


すると玄関引き違い戸の下側からたくさんの風を感じます!


通常はモルタルを詰めてしまうので密閉されるのですが
気密測定時は簡易な目止めをしている程度でしたので
そこから隙間風が大量に入っていたのでした。


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もう少ししっかりとすきま風を留めるように修正をし、再度測定します。

さて、どきどきの結果は・・・・・。

ピッ!
「面積83cm2」

お!良さそうな感じ!

C値になおすと約0.5!
よし、これならOK!です。



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気密測定の結果って、手応えのある試験結果の成績を待つ生徒の気分です(苦笑)。

ちなみに83cm2の隙間って、カメラマンがやるような人差し指と親指でつくる四角の大きさがそのイメージに近いかな、と思います。

家全体でこれだけの隙間ですからかなり少ないのです。

※仲田顔でかい・・・。

ところで、ちょっと脱線しますが、地熱住宅を建てるためには必ず地熱住宅を考案した
エコホームズさんのところで技術研修と実際の現場の見学などをすることになります。


これまでに実に多くの工務店さんが見学に来たそうです(軽く200社を超えているそうな)。
そして、見学されたほとんどの工務店さんが

「・・・・・・ここまで・・・・・やるのですか・・・・・・・」


とコメントするそうです。


また、ある大きな「外断熱住宅を施工する団体」に参加されている4社の工務店さんが
見学されたことがあるそうなのですが、


「私たちはすでに外断熱住宅を50棟以上建築していますが・・・・、ここまではとてもできません。」


とコメントされて帰ったそうです。


まあ、確かに大変な施工ではありますが、そんなに大変かなあ?というのが正直な感想でした。


ちゃんとした高断熱・高気密住宅(断熱おたくは高気密・高断熱とはいいません)は、
どんな手法であってもそれなりに施工に手間がかかります。


ただ、面倒くさいと思っているだけでないの?というのが私の感想です。


確かに断熱気密作業にはかなり時間がかかります。
物件にもよりますが約1ヶ月くらいはかかります(泣)。


なので、「あんまり進んでいませんね」という感想を頂くことにもなるのです(号泣)。


でも、この部分の施工は家の住み心地に必ず反映されますので
しっかりと行う必要があります。


お客様にはわかりにくいところですが、
住み始めるとその快適さをしっかりと実感できる家をつくることには苦労が付きものです。


まだまだこれからが本番です。