山大好き!
仲田のやっぱり木の家でしょ!
耐震工事の補助金って何?~無料診断が必要です。
博士とわとすんの「家づくりよろず研究所」
ここは家づくりについて日々いろいろな研究をしている家づくりよろず研究所。
通称「よろ研」と呼ばれるこの研究所では全国から家づくりの相談が寄せられている。
そんな相談に答え、いい家を造ることができるよう活動しているのが研究所の所長「はかせ」と助手の「わとすん」である。

「えー、一部のお客様からリクエストがあり、久々に登場することになりました!ほぼ1年ぶりですね~。こんな私の姿をまた見たい!なんて言ってくれる皆さんは本当にいい人だ!」

「これこれ、君の顔を見たいのじゃなくて、私の話を聞きたい、というのが本当の理由だろう?」

「あ、はかせ。呼びももしないのにずうずうしいですね。」

「1年ぶりなのに、相変わらずひどいやつだな、わとすん!」

「というかそこが僕のいいところなんですけどね。まあ、それはそれとして、出てきたからには何か話したいことがあるんでしょ?早く話してください。」

「・・・・・。まあ、今更何も言うきにはならんが、久々だし、下らんことに時間を費やさすのももったいないからな。早速本題に入る。」

「ずいぶん、人間がデキテキマシタネ。」

「やかましいわ!・・・ったく。・・・・さて、気を取り直して。今日は、”補助金”について話をしよう。」

「補助金?」

「うむ。家づくりに関連して、自治体などからいろんな補助金が出ておる。簡単な書類を提出すれば得られるものやいろいろと書類を準備しないと出てこないものなどいろいろある。その中でも割とポピラーなのが耐震補強の補助金だ。」

「ポピラーでなくてポピュラーですよ。」

(赤面中)「・・・。で、その耐震改修だが、ワシが住んでいる名古屋市の場合を例に説明をしよう。」

「無理矢理ごまかしていますね。」

「ウ、ウリュサイ!」

「しかもかんでるし。動揺しすぎです。」

「とにかく!名古屋市の場合、まずは無料の耐震診断を受ける必要がある。実際の建物を調査するわけだ。古い建物、特に昭和56年以前の建物は調査結果はたいていの場合よくない。」

「なんでですか?」

「昭和56年に建築基準法が改正されたからなんだ。だからそれ以前の建物はまず補強が必要になるケースが多い。」

「へー。」

「で、その診断を受けないと例え改修工事をしても補助金はもらえないので注意。もちろん、改修工事の前にはいろいろ書類を提出する必要がある。まあ、そういう工事をしたことがある会社であれば細かなことはやってくれるから任せておけばよい。」

「ちなみに補助金ってどれくらい出るんですか?」

「耐震改修工事費の1/2で最大60万円の補助金となっている。ちなみに状態によって変わるから一概に言えないが、名古屋市によると平均の耐震改修金額は174万円だそうな。」

「思ったよりも工事費はかからない感じですね。」

「まあ、費用がかかる、かからないは家の状況によって非常にまちまちだからな。耐震改修のついでに、補強していない壁もきれいに内装をやりかえたりする工事に対しては費用は出ないから実際には付帯工事などでもっと費用がかかっていると思う。」

「そうなんですか。じゃあ、費用がなくて工事がやりたくても難しい場合も多いんでしょうね。」

「まあ、最近は不景気な話しか聞かないからな・・・。いろいろと費用がかかるようなことは避けてしまいがちだろうな。あ、費用に関していえばあまり知られていないかもしれないが、リフォームでも融資を受けることができるんだ。金利条件などいろんなものがあるから、そういうところで資金調達するのも一つの手かもな。」

「でも、借りたら返さなくちゃいけませんよね?」

「そりゃそうだ。だからようく考えてどうするかを判断しなければならない。そのあたりは当然のことだけども、借りるとしても生活にムリのないようにしないといけない。工事はしたけど経済的に生活できなくなってしまっては意味がないからな。あと、さっきのリフォーム融資に関してもう一つ補足情報を教えよう。いま、耐震補強が必要な住宅にずっと住んでいる人がいるとすると、現在はそれなりにご年配になっている方が多いと思う。そういう方のために、融資条件が良い所があるんだ。」

「そんないい所があるんですか?」

「高齢者住宅財団というところでリフォーム融資の特例制度がある。一度そこの資料を見てもらうといいかも。注意点としては、優遇されると言っても返済額がかなり低くなるのは利点だが、最終的には返さないといけないわけだからやっぱり生活が成り立つのかどうかは本当によく考える必要がある。」

「そうですよね。僕なんか優遇とか特典、とか聞くとめちゃめちゃ得した気がしますけど、結局は払う必要はあるわけで、勘違いしちゃいますよね。」

「その前に君の場合は手にしたお金は全てもらったもの、という考えをまずは正したほうがよいのではないか?この間、お金がないからといってかした昼食代の1000円をまだ返してもらっておらんが?」

「え?あれはかわいそうな僕を憐れんで恵んでくれたのではないのですか?そうですよね?そうだといって!」

「面倒くさいやつだな、とりあえずそれはアトで話を付けよう。話が中途半端だからまとめておくぞ。耐震工事には補助金がでるだろうから、工事会社にそのことを聞くこと。というか、そういうことを話さない会社とは工事をしない方がいいかもな。知識不足、提案不足でお話にならんからな。その他にもエコキュートやエコジョーズという高効率機器にも補助金が出るし、自治体に予算があれば浄化槽の設置工事にも補助金がでる。そういう情報がないか調べたり、施工する会社に相談することが大切ですよ、と言うことが今日の話だ。わかったか?」

「わかりましたけど、最後はずいぶん強引にまとめましたね。」

「あんまり詳しく話すと長くなってしまうからな。長い話をすると退屈だろ?この程度がちょうどいいんだ。」

「ふーん。まあいろいろためになりましたよ。お疲れ様でした!」

「おっと、まだ話が済んでおらんぞ。さっき言った1000円を返してもらおうかな。」

「え、もう終わったんではないんですか?それにあれは僕に恵んでくれたはずでは?」

「どうしたらそう、都合のいい話になってしまうのか全く理解できんが、とにかく返してくれ。」

「ち、わかりましたよ。返しますよ。返せばいいんでしょ。」

「舌打ちが気に入らんが、ちっとは世間の厳しさを知るのもいい経験・・・・・」

「あれ?」

「どうした?」

「どうも、財布を忘れてきてしまったようで・・・。すみませんがまた1000円貸してくれませんかね?」

「・・・・・。」
天然ぼけなのか、はたまた計画的な犯行か・・・。
はかせには同情しますが、お金の貸し借りはやめましょうね、はかせ。
次回をお楽しみに~!



