地熱住宅建築日記 地熱住宅は特別な方法で建てるわけではありません。丁寧・確実・正しい知識をもって施工することが大切です!

気密測定結果報告 

地熱住宅はいわゆる高断熱・高気密住宅といわれるものになります。
このような住宅は気密測定をして、その気密性能を確かめる必要があります。


気密性能値はC値と呼ばれる値で評価されます。
一般的な高気密住宅のC値は1.0を切っているのが実状でしょう。

建物形状が複雑ででこぼこしていたりするとC値は悪くなります。


さて、気密性能を測定するためには特殊な器械が必要です。
写真がその器械です。

気密測定器


建物を閉め切ったうえで、この機械を作動させます。建物の空気を外に掃き出すので、
建物にすきまが少ない家の場合、外気と建物の内部に気圧の差ができます。


その気圧の差と、外に掃き出す空気の量との関係で
建物の隙間がどれくらいかがわかるのです・・・。


と、難しい話はここまでにして実際の測定はどうだったのか?


気密測定中


測定は器械が自動で行います。
断熱気密施工が完了した状態で測定してします。


建物が完全に完成した後に測定をしないで施工中に測定をするのは、
気密施工に不備がある場合、特定しやすいからです。


完成後に測定を行うと施工の不備を直すことは容易ではないので
断熱・気密施工完了時の測定がポイントです。


ゴー、という音が響く中、数分間測定をします。
測定が完了すると機械に数値が出ます。

C値0.4


写真の一番右端のデジタル表示が読めるでしょうか?
「59」とあります。
この家の隙間が全部で59cm2ありますよ、という結果でした。


名刺サイズよりも一まわり大きい位の隙間があるということですから、
気密性能としてはまあまあ優秀な結果が得られたのではないかと思います。


これを、ロフト部分や小屋裏部分を含めた換算床面積で割ると
C値が出ます。
今回は計算の結果約C=0.4という数値です。


地熱住宅は地熱のエネルギーを使いますが、
そのためには高性能であることも大切な点です。


0.5という数値を下回ることはひとつの目標でしたので
まずは、ほっと、胸をなで下ろしています。