山大好き!
仲田のやっぱり木の家でしょ!
太陽光発電ってどうなの?
博士とわとすんの「家づくりよろず研究所」
ここは家づくりについて日々いろいろな研究をしている家づくりよろず研究所。
通称「よろ研」と呼ばれるこの研究所では全国から家づくりの相談が寄せられている。
そんな相談に答え、いい家を造ることができるよう活動しているのが研究所の所長「はかせ」と助手の「わとすん」である。

「はかせー!」ドン!ドン!
「いませんかー!」ドン!ドン!!ドン!!!

「えーい、うるさい!ドアが壊れるだろう!!」

「あ、はかせ。居たんじゃないですか。ずーっと留守にしていたから夜逃げしたのかと思いましたよ。」

「お前じゃあるまいし、ちょっと外国の家づくりの勉強で長期に留守にしていたんだ。」

「ふーん・・・。なんだかもっともらしい理由ですけど、ただ更新するのが面倒なだけだったんじゃないんですか?他に理由があるんじゃないんですか?」

「ネタを作るのが大変らしくて、時間がかかるようだ別に他に理由などない。」

「まあ、そういうことにしておきますか。あ、そうだ、それはどうでもよくてですね、太陽光発電のことが聞きたかったんですよ!なんか補助金もいっぱい出て、発電した電力もすっごく高く買い取ってくれるようで、太陽光発電を付けるとすごく儲かるから働かなくても生活できるって聞いたんですけど!」

「相変わらずどこからそういうでたらめな情報を仕入れてくるのか・・・。そんなんで生活できるのなら誰も苦労せんわ!」

「え、じゃあ、僕はダマサレテイタんですね?」

「というか、そんな話を信じるとは君も相当頭がおめでたいな。訪問営業か?」

「そうです!優雅なランチタイムにやってきて、長々と説明をされてせっかくのラーメンがうどんみたいになったんです!!ちくしょ~純朴な青年をダマシやがって!危うくお願いするところだった・・・。はかせ、ありがとうございます!助かりました!」

「ラーメンが優雅なランチタイムになるのかどうかは検証が必要だが、訪問営業の人が悪いと言うよりも君が早とちりして勝手に誤解をしているだけの気がしないでもないが・・・。まあいい。ついでだから太陽光のことを少し教えといてやろう。」

「えー、また長い話が始まるんですか?めんどくさいなぁ・・・。」

「そんなことを言っているとまた騙されるというかカンチガイするんだからチャンと聞いておきなさい!まず、太陽光発電には補助金は出るが、そんなにいっぱい出るわけではない。国から出る補助金は1kwの発電量に対して7万円。あとは地域の自治体によって3万円とか4万円とかいろいろと出るから個別に確認が必要になる。」

「1kw?よくわかんないですけど・・・。」

「発電量の単位のこと。詳しいことは知らなくてもいい。太陽光といっても発電する量は、パネルの数や素材の種別などによっていろいろと違いがある。一般の家庭ではだいたい3~4kw位の発電量のものを設置することが多い。3kwのものを設置すれば3×7で21万円の補助金が出る、というわけ。自治体からの補助金が3万円なら9万円出るから合計で30万円の補助金が出ると言うことだな。」

「へー、すごいじゃないですか!そんなにもらえるなら余りそうな気がしますけど。」

「余るか!太陽光だけでも200万円以上はするからな。工事費を考えるともっと必要になる。」

「そんなにするんですか!!でも、発電した電気がすごく高く売れる、って聞きましたけど。」

「まあ、確かに以前の倍で発電量1kw当たりに対して48円になったからそれなりの金額にはなるが、もちろん、生活が出来るわけではない。太陽光の発電量や効率、設置状況などにもよるが、設置費用をペイするには最低でも10年以上はかかるかな?でも実際には効率やいろんな条件によって多分15年くらいはかかると思う。」

「そんなにかかるんですか!」

「まあ、ペイした後は貯金にまわっていくから長い目で見ればお得な感じはする。光熱費を前払いしている感じだわな。オール電化にするとか、住宅の断熱性能を高めて省エネ度の高い家になればよりコストパフォーマンスとしては魅力的なものになるかな。」

「じゃあ、いっぱい発電するためにはちょっとでも大きいものが良さそうですね。」

「確かに大きい方がいいけど、その分設置金額も増えるから微妙なところだな。屋根の面積や方位によっても発電効率は変わるしな。あ、太陽光パネル自体にも種類があって、それによっても効率が変わる。」

「種類ってどういうことですか?」

「太陽光のパネルが単結晶タイプか多結晶タイプか、ってこと。単結晶タイプの方が発電効率は2~3割ほど良いからオススメなんだが、その分、パネルの金額が少し高い。」

「どっちがオススメなんですか?」

「ん~、難しいところだが予算があれば単結晶タイプのものが良いかな。設置費をペイした後にはリターンも大きくなるわけだし。結局の所、どちらのタイプであっても15年くらいのスパンで初期投資費がペイできるようなんだ。だからより発電効率がよい方がいいと思う。ただ、初期投資の費用がそれだけ掛けられるのかどうかは個別のフトコロ具合によるからどうしても予算が足りない場合は多結晶タイプでもダメなわけではない。」

「長いスパンで考えればどちらも光熱費はお得になるということなんですね。」

「そう。さっきも言ったけど光熱費の前払い、という感覚があるかどうか。あとは発電効率と価格などを踏まえてどういうシミュレーションで太陽光発電を計画するのかが、大切な視点になると思う。単純な初期設置費用だけで判定すると、本当の意味で太陽光の良さを引き出しきれないことがあるからね。場合によっては設置しても意味がないこともあるし。」

「何だか難しそうな話ですね・・・。数字とか見るのキライなんですけど。」

「まあ、いろんなデータや資料はあると思うからそれらを元にわかりやすく説明してくれるプロに相談をするのが一番いいと思うけどね。」

「でもなあ、結局は元手がいるわけですからねぇ・・・。」

「総予算の中でどういう割り振りをすればいいかはよく考える必要があるね。お得であることはわかっていても肝心の家づくりの計画に大きな影響が出てくることになると採用が難しい場合もあるだろうし。」

「となると、方法はただ一つですね。」

「ん?」

「自分で太陽光発電を作るんです!」

「おい、おい、そんなことできるのか?だいたいどうやって作るつもりなんだ?」

「簡単ですよ、そこら中から鏡をいっぱい集めてくっつければいいんでしょ?」

「・・・・・・。」
・・・・・。
わとすんがカガクの話を理解するにはちょっとムリがあったようです。
もちろん皆さんは太陽光のパネルを鏡と思っていませんよね?
次回をお楽しみに~!



