11月25日(土)ものづくりイベントの報告
11月25日(土)にものづくりイベント開催しましたので報告させて頂きます。
当初二組参加の予定でしたが、前日に一組の方から体調不良の連絡…
寒くなり始めて体調を崩しやすい季節ですので、皆さんも気をつけましょう!!
今回参加できなかったH様。
次回イベントでお待ちしております!
今回はお客様とマンツーマンでの作業です!
作業の様子を報告させて頂きます。
まずは、木箱の構造を理解して頂きます。
ビスの後が表からは見えないような仕組みになっています。
この理解する時間が一番大切です。
では作業開始。まずは寸法を拾っていきます。
拾った寸法を さしがね を使って無垢の板に書いていきます。
次に加工です。
道具を活用して木材を切断していきます。
この機械は大工が使っているものと同じです。
現場で働く大工の気持ちを少し感じながら、作業を進めていきます。
材料と材料を固定するビスもお客様に固定して頂きます。
下穴を開けてずれのないようにしていきます。
見るのとやるのでは違うとお客様がおっしゃっていました。
大工が何気なくこなしている作業の一つ一つも、長い修行を経て習得できるものなのです。
お客様の趣味が彫刻とのこと。
日ごろ細かい作業をしているからか、非常に慣れた手つきで一つ一つ作り上げます。
作業時間は説明合わせて約二時間でした。
こちらは作業完了後の側面です。
実際はこの面に5本のビスが打ち込まれています。
ダボ加工といってビス穴を埋木しています。
ビスの穴が見えないので一体化して綺麗に納まって見えます。
仲建設の造作工事では多々見られるものです。
現場ではこの作業をすることで職人の手間が一工程増えてしまいますが、
その一手間にこそ、仲建設の家造りが詰まっていると私は思います。
自分の技術を最大限に活かして、美しく見せたい。
その気持ちを持って仕事をしている職人が、仲建設にはたくさんいます。
今回のお客様は、現在新築工事を進めさせて頂いている方でした。
まさに今現在、大工工事中であります。
ものづくりを通して、一つのものを0から作る楽しみや職人の気持ち、
そして木が持つ美しさを知ってほしいと思い、このイベントを企画させて頂きました。
参加して頂いたお客様の心に残るイベントになれば幸いです。
また次回ものづくりイベントがありましたら、皆様の参加是非お待ちしております!