造園のむずかしさ
こんにちは、現場監督の猪飼です。
今回は、造園について。
名古屋市守山区でS様邸という新築の現場を管理しています。
ここは、建物も61坪あり、敷地もかなり広いお宅です。
和風の外観に合うよう、現在お庭を造っている最中です。
現場のまわりも、緑が多く景観を損なわない為にも、外構計画
は、重要な役割を持っています。ここは、風致地区と緑化地域の
きまりもあり、敷地の30パーセントを緑にしなければならない地域です。
植える樹木や、苔類、芝生、竹垣、バランスなど我が社で外構計画を
立て、施工しています。
そして、この工事に重要な役割を担って頂いている「造園屋さん」がいます。
なかなか、大規模な造園工事をする機会が少ないので、今回は頻繁に
現場にお伺いして、いろいろな豆知識を教えて頂いています。
芝生の植え方から始まり、竹垣の竹は11月頃に切った竹を使用すると
虫も付きにくく、長持ちをするそうです。
そしてさらに豆知識。
よく駐車場の目地などに植える「玉竜」。これは、ホームセンターにも
売っていますが、植え方にコツがあるそうです。
ついつい私達は、買ってきて1束のまま植えてしまいますが、これでは
植えた「玉竜」がちっとも成長しないそうです。
実際に私も今まで、たくさんやってきましたが、言われるとおり成長して
いなかったように思います。
どうするかというと、一束の「玉竜」を、3芽立ちに分けて植える。そうすると、
不思議なことにそれぞれ芽がどんどん育っていくそうです。
もっともっと勉強して知識を高めて、年をとって隠居生活になった時に、
庭が一人で造れるよう、今から勉強しようと思っている今日この頃です。