「山で木を見て家を建てよう!」イベントレポートです!
9/20に開催した山で木を見て家を建てよう!イベントのレポートをお届けしたいと思います。
今回のイベントは実は年3回開催している「大黒柱を選ぶツアー」と合わせての企画。
今までは大黒柱だけを選ぶイベントだったのですが、いろいろな紆余曲折を経て、
家で使う構造材を丸ごと使っちゃいましょう!という形での開催となりました。
こういうイベントは仲建設でも初めての試みでしたので、スタッフが総動員されました。
当日は心配していた台風も大きくそれてくれたおかげで快晴!
絶好の山日和と言えます。
しかし、シルバーウィークの影響で高速はどうやらすでに渋滞の様子。
恵那までは国道19号で向かうことに。
途中でお客様と合流し、岐阜県森林組合の東濃支所に集合します。
今回ご参加のお客様は全部で5組!(すごい~。過去最大ですね。)
1組のお客様は残念ながら都合があわず、変わりに桧おたくの堀尾が木を選ぶことになりました。
責任重大です。
なお今回のイベントは岐阜県の林業課の方や森を管理している瑞浪市釜戸財産区の方などいろいろな方がオブザーバーとしても参加してくださりました。
さっそく山へと向かいます。
現地まではある程度舗装もされていますが、さすがに一般道とは違うので、少し手前で車を止めてあとは歩いていきます。
ちょっとした坂道なのですが、運動不足のカラダには少々堪えます・・・。
事前に草刈りしておいたので、山の奥へと進み、ここで皆さんに今回の山の説明。
植林したのはちょうど大正の終わりの頃。
樹齢は85年以上で100年くらいの木もあるようです。説明もそこそこに、さっそく森林組合の方達について奥の方へと木を見ながら進んでいきます。
それにしても、ちょっと傾斜がきつめで、ちびっ子達には大変そう。
さんざん山の中をかけずりまわり、大変な苦労の末に、皆さん、思い思いの木を選ぶことができました。
この苦労は参加した方でないとわかりませんよね~。
ちなみに仲田は赤ちゃん抱いてふもとで待ってました!
(決して、楽をしたかったわけではないんですよ!赤ちゃんあやすのだって大変なんです!)
そして、今回は、実は皆さんが選んだ木の中から代表で一つ切り倒すことを行います!
8寸角の立派な大黒柱が取れる木です。空へとまっすぐに伸びている木は見ているだけでも迫力があります。
ちなみにオトナが抱えようとしても手は反対側にはとどきません。
切り倒す前に、皆で斧入れ式をおこないます。
お酒・洗米・お塩を捧げ、弐礼弐拍手一礼。
毎回のことですが、立派な桧を切り倒すわけですから、とても身が引き締まります。
この木を無駄にするような家づくりは絶対に出来ません。
お客様にも気持ちを込めて斧を入れていただきました。こうして、無事斧入れの儀式は完了です。
そして、本日のメインイベントとも言うべき作業となります!
実際に切り倒す!もちろん、こんなことは言葉では伝えられませんからね。
しっかりと動画撮影してきましたよ~!
下の動画をご覧下さい!!(音がでます。チェーンソーの音がちょっとうるさいです)
3分もかかっていません!実際の迫力はもっとあった気がしますが、迫力満点です。
ただ、ただ、すごい!!としか言えないボキャブラリーのなさを嘆くばかりです。
切り倒した後、みんなで切り株を囲みます。その大きさにおお~と誰からともなく声が。
早速、年輪を数えてみます。1、2、3、・・・・10、・・・・20、・・・・と印を付けていくと最終的には98に!
初めの頃は少し年輪が判別しにくいので、多分100年を超えているとのこと。
樹齢100年の木です!とにかく、すごいなあ・・・。
こうして、初めてのイベントも無事終了しました。
ありがたいことにご参加してくださった方が想定よりもたくさんでした。
そのため、少ないスタッフではちょっとサポートしきれないところもあったと思います。
至らぬところもあったと思いますが、参加してくださった皆さんの笑顔を見ると、
このイベントは大成功だったと思います。
今度は11月に開催する予定です。待ち遠しいなあ・・・。
おまけ
I 様のお姉ちゃんも、K様の元気な男の子達も頑張ってくれました!ちっちゃなお子さん達はみんな頑張って山に登っていきました。
S様のおねえちゃんは自分で木を選ぶことができてとても誇らしげです。
急な山だったけど、みんな頑張ったね!これからの家づくりを楽しみにしていてね!
| 09年09月22日