知ってほしい 森と木のこと 3

月曜日になりました。

今週も 張りきってまいりましょう。

弊社では 山で木を見て 家を建てよう というイベントを
昨年から企画して お客様より 好評を得ています。

樹齢100年の東濃檜で土台 そして柱 大黒柱を同じ山から 伐採して
家を建てる。 そして立木のまま 木を選ぶのは お客様

空気の澄んだ 山の中で お猿さんのように 山の中をかけずり回り
視て 触って 抱きしめて 選んだ 柱は お客様にとって 一生の思い出になり
宝物になるようです。

本日は 木を切った後 は山はどうなるかのレポートです。

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最近 環境問題で よく 持続可能な という言葉を 耳にします。

これを森に例えると 森には本来色々な 生き物がいて
例えば 落ち葉等の栄養素を元に土が肥え
ミミズだったり 虫だったり  チョウチョだったり が育って

これまた その虫や落ちた木の実を食べたりする 鹿さん 熊さん いのししさんが
森の中を 活動し 糞をし 地面を耕していきます。

冬になる前に 里に住む 人間さんが 冬を越すための 薪を取りに
広葉樹を 必要な分だけ 伐採します。 あくまでもその冬を越す分だけです。

春になると地面には太陽の日差しが差込 秋に落ちた 木の実が芽を吹きます。
そして 草も生え 花が咲き 虫たちも 元気に活動し始めます。

このサイクルの繰り返し
これを持続可能な循環型社会と言うそうです。

 森は 冬に葉を落とす広葉樹と 葉を落とさない針葉樹のバランスが
大切で ほどよく 混合している森が 持続可能な循環にはベストだそうです。

今の日本の森は 戦後に植林された 針葉樹で一杯ですので
これから 少しづつ 計画をしていく必要があると思います。

さて  弊社のイベントで伐採した 森のその後は どうなるかと言えば

何もしない あるいは 少しだけ 植林するということになります。

何もしないということは 間伐をすれば密集状況ではなくなり 地面に日光
が当たりますので 落ちた 檜の種が 自然に 発芽するということ
則ち 自然に任せると言うことです。 実は自然に発芽する木のほうが
強く育つそうなのです。 植林する場合は 条件の良い場所で植林をするとのこと

持続可能な林業産業のヒントがあるのでは と私は思います。

その檜が 成長して 次の代に使われるのが また100年先になるのでしょう。
人間の生命寿命を考えれば 非常に長いサイクルかも知れませんが
これも又 持続可能な循環型社会なのです。

大切なことは  適度に手をいれ
必要以上に 取らないことです。

ほどよい 森の状況を 造り上げ持続させていくことは
地球環境維持に貢献し 生物の多様性にも貢献します。

豊かな森に囲まれた日本という国で 国産材を使用して家を建てる
ことは 未来への子孫に引き継いで貰いたいと思います。