コウヤマキ伐採を見学してきました。 3

おはようございます。新人社員の佐々木です。
ほりお の部屋に突撃するのも、今回で最後になります。

ほりお の文章を待ち遠しく感じている方には大変申し訳ありませんが、
最後ですので、どうかお付き合い下さい。

(この話題については)最後ですから!

それにしても、木こりさんから話を聞くと信じられない経験則がポンポン出てきます。

例えば、前回お話しした空洞化からの倒木ですが これも きこりさんからの習いものです。
 木が成長する部分は年輪が示す通り外側ですから空洞になれば
成長しなくなった中心部分が軽くなり、もっと成長し易くなるのではないか
・・・自分としてはそう考えていました。
 しかし実際は、芯が無くなると枝葉の荷重に耐えられ無くなり倒れてしまうとの事です。

 巨大なウロを見せ物にしている樹齢数百年の大木やウロを巣にする動物がいたりする事から。
寧ろ木の空洞はあって良い物だと思い込でいたのですがそうでは無く、
木からすれば基本的にいいことはありません。

 芯が腐食するのは根から、もしくは幹からです。
根の場合は先ほどの通り湿気による腐食。
幹の場合は亀裂やウロに雨が入り込み溜め池が形成されて一気に腐って行きます。
亀裂が確認できるとその部分を中心に3~5m部分は使えないと見なされ切除。
そういう木はチェーンソーを入れると赤茶けた粉が舞うので切る時は一発で判ります。

今回の見学では、ある一本を枝打ち中、かなり高い場所で空洞が形成され
伐木価値の無い物になってる事が発覚しました。

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画像の通り、虫に食われてボロボロです。そのうち腐敗が始まります。

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ほかにも・・・

 ・ 切り株が昔の物であっても、根っこを切れば臭いで樹種がわかる
 ・ 伊勢湾台風で倒された檜でも、状態が良ければ芯が生きている場合がある
 ・ 九月の終わり頃から多種多様なキノコが生える。
 ・ 川邉さんはキノコの食毒を8割方見分けられる。

・・・等。最後に至っては実に羨ましい限りです。
 キノコの食毒に関しては図鑑でさえ判らないとされているものが未だに多く、
この発言からみるに きこりさん、かなり自信があるようです!
 言うのは簡単ですが、そこまで把握するのに幾つ毒キノコを口にしたのだろうと
想像すると、やはり経験と言うのはとても重要な事なのだなと感じます。

 自分も速く現場を持てるように経験を積まないと。

帰り際、川邉さんから葡萄をいただきました。何も世話してないと謙遜しておられましたが、
放って置いた作物が出せるようなる様な味ではなく、市販の物より遙かに香り高く甘い果実でした。
葡萄は事務所に持ち帰り、全員で頂きました。川邉さん、ごちそうさまです!


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