用の美
使われているものは美しい
必然性のあるデザインが美しい
日本人が古くから持つ美意識です。
余分なものはつけない。
引き算の美意識とも言われます。
私が 用の美 を強く感じるのは
職人さんの使いこなされた道具を見る時です。
何十年と使われ柄の部分が握り後で曲線になっている かなづち
そしてノミ 左官屋さんの使いこなされた 金こて
新品とは違い 職人さんの手によって作られた
洗練された究極のデザインだと思ってしまいます。
建築のデザインもまた しかりと思います。
本当の美しいデザインとは何か
必然性を持ったデザインをもっと意識するべきだと思います。
デザインの為のデザインではなく
必要があるからのデザインであるべきだと
えらそうなことを書きました。