なぜ東濃檜なのか 2

堀尾です。
前回は 東濃檜の扱いの難しさについて説明をしました。

今回は東濃檜を通しての家造りの目的について 書きます。

日本の住宅は外国の住宅に比べて寿命が短く 
30年前後と雑誌でもよく載っているようです。
でも 本当にそうなのかな?

確かに未だ住めるのにと思う解体現場もありますが
明らかに50年 60年 経っている家も数多く残っています。

そもそも 日本の住宅の平均寿命なる数字(30年そこそこ)を
どの様に算出しているのか?

ある時点で日本の住宅の供給戸数をその年の着工戸数で
割った数字が 30そこそこ なのです。

日本の住宅は30年足らずで住めなくなるのでしょうか?
ぼろぼろになって本当に住めなくなって建て替えるではなく
他の事情で建て替えるケースが多いような気がします。

やぼったいから 古くさいから デザインが悪いから 間取りが悪いから
使い勝手が悪いから 高性能な家に住みたいから などなどです。

家の耐久性とはあまり関係のない理由で立て替えられている気がいたします。
でもこれらの理由は 10年20年と 時が移り変われば また同じ問題が出てきます。

その度に家を立て替えなければいけないとなると 寂しい気持ちになります。
家そのものに愛着を持ち 大切にする気持ちがあれば もっともっと 家は長持ちする
と 私は思います。 如何でしょうか

現に 飛騨高山の住宅 京都の町屋は どうでしょうか?
精神文化の差かもしれません。

今現在の生活スタイルに集中して将来のライフスタイルを考えない
設計にも問題があるような気がします。

地球の為にも限りある資源を大切に利用して 家を大切に思い長く住み続ようとする 
気持ち が重要だと思います。 

新しいからいいのではなく 住み続けたらこそ得られる心の安らぎこそが
私達が求めなくてはいけない家造りの最終目的だと思います。

この続きは なぜ東濃檜なのか 3  で書きます。