良い家は良い山がつくる の感想文を頂きました。

堀尾です。
弊社が参加しています 協同組合 あすみ住宅研究会
出版の 良い家は良い山がつくる を読んで
弊社のOBのN様から 感想文を頂きました。

N様がここまで真剣に住宅の事を考えておられることを
知り  作り手側として感動し そして使命感も強く感じました。
N様 有り難うございます。

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原文のまま 紹介します。

2回程読み返しました。 
私たちが家に対してどう考えるべきか?
家とは家族にとってどれ位の価値があるのか?
色々と考えさせる内容の濃いものです。

この本の中で良い家、悪い家とよく書かれていますが、私自身どちらもない気がします。
私は貴社で家を建てる前に色んなイベントに参加させて頂き、もちろんこの中の
コンセプト住宅である「地球民家」を見学させて頂きましたが、実際に観て感じさせて戴きました。
確かに素材といいこだわりといい、類まれなる完成度で度肝を抜かされました。
はっきり言いましてため息が出るほどのカルチャーショックと云うべき?存在感でした。
東濃地方へ行く方は一見の価値ありです。

厭らしい事を言って大変申し訳ありません。ただハッキリした金額を聞いた訳ではありませんが、
私たちが建てた土地&建物代を足してもとても「地球民家」は建てられない事を聞かされました。
後に気付きますが、年収の何十倍にも当たる家を建てたとしても果たしてそれで「良い家」なのかと問われても私はそう思いませんでした。

以前、堀尾社長に言われた事が今でも心にありますが、
「良い家とは、そこに住まう家族が主役でその主役が創るもの」と教わりました。
今もそう思い暮らしております。
この本を読んで、「本当に良い家」とは、人生の中で家族がこの先何年、
何十年と先を見据えた生活を考えながら大切に暮らすのが良好ではなかろうかと思いましたが、
その答えは出てきません。

ただ言える事は、この本の中で説いている「四つの品質」、①感性品質②幸せプラン品質③環境品質④コスト品質。
これには私も賛同出来ます。

特に①の感性品質に関しては、今まで貴社の様々なイベントに参加した中で、鵜澤先生のちょっとしたセミナーを受けた時の「1/Fゆらぎ」と言う言葉を耳にして以来、頭から離れず、あまり聴きなれない言葉ですが、簡単に言うと人の五感の一種なのですが、ホッとする時や安らぎを覚える時に出ているらしいのですが、これには頷けるものがありました。

最近、「キレる若者」とよく耳にしますが、ある番組で建築家の〇〇先生が学校に木をふんだんに取り入れた校舎を建てたところ、キレる生徒が激減したと伝えていました。 これは木視率(たしか40~45%)でその中に「1/Fゆらぎ」なるものが存在していて、この建築家と鵜澤先生とは通ずるものがあると感心して見ていた記憶があります。

実際私の家も、少なからず木に囲まれていて、仕事から帰るとホッとします。
定かではありませんが、木に囲まれて暮らしているのか、はたまた家族の顔が見れるからホッとするのか、その答えは解りません。
云える事は、安らぎがあるからでしょうね。

この「四つの品質」はとても理に叶った、正に私たち家族が望んでいる絶対条件でした。
私も家を建てる前は全くの無知でしたが、貴社と知り合えて様々な事を学び教わりました。
大手ハウスメーカーや分譲業者ではメリットばかり謳いますが、デッメリットは口を濁します。 
ここまで包み隠さず書かれている本は後にも先にも「反骨の工務店集団」著、だけではないでしょうか? 
褒めすぎ!?
ではないと自負しております。
人の捉え方は千差万別ですが、要は自分たちが家に対して何を望み、どう有るべきか考えれば必然と答えは見つかるでしょうね。

媒体等で取り上げられておりますが、林業家の高齢化に伴い本当に山が荒廃している事を耳にします。 果たして、日本領土の3分の2が森林だと言うのにこの先、誰が面倒を見て守っていくのか、とても不安で仕方がありません。 山を保全しなければどういった災いがあるのか、無知な人々が多すぎるのが悲しすぎます。

当たり前の事ですが、山には森林があり、その木々を育ててあげなければ、良質な木材は供給出来ないですね。

安定供給出来るのは林業家があってのものを知る方は少ない気がします。

最近の傾向として思うのですが、デザインや利便性ばかり追及した家が果たして本当に良い家なのかとても疑問に思います。
森林大国と呼ばれている日本で、輸入材で家が建てられていては豊かな生活は望めないと思います。とても悲しいです。

ましてや、工業製品づくしの家ばかりでは、町の景観すら失われかねません。
私は、反骨集団が唱える「地産地消」の考え方にはとても共感が持てます。
考え方はまちまちですが、
衣食住どれも必要だと思います。

家に関して言えば、
メンテナンスを怠れば寿命も短くなるし、家に愛着を持てば、長持ちもしますよね。
私の家には、「メリー」(息子が命名)と名前を付けて可愛がっております。
そこらへん疵だらけですが、それも善しとしております。

今頃、エコロジーだの環境保護だの騒いでも遅い気がしてなりません。
そんな中で縁の下の力持ちではないのですが、様々な取り組みを行っているのが、あすみ住宅研究会であり、仲建設であり、「反骨の工務店集団」ですね。

今まで環境に対しての配慮そもそもから国や私たちが、見てみぬフリをしていた事にこの本を読んで気付かされます。

私たちに何ができ、取り組まなければならないかを考えさせられる一冊でした。
これからの益々のご発展を期待しております。

あまり、うまく纏めれませんでしたが、思った事を書いたつもりです。
話が支離滅裂で申し訳ありません。
最後になりましたが、これからも末永いおつきあいの程、申し上げます。
                             敬具