この国の林業の現状 Ⅱ

うっかり月曜の更新を勘違いして一日遅れになってしまいました。
誠に 申し訳なく トホホ のほりおの部屋でございます。

先週末 お客様宅で新築工事契約の際 何故 弊社を選んでいただいたのでしょうか?との質問に
お客様は 弊社のスタッフの人柄 人間性だと 教えていただきました。 身の引き締まる思いがしました。  I様有り難うございます。 期待裏切らないよう スタッフ一同 精進してまいります。

先週のほりおの部屋 のこの国の林業の現状の第2弾です。

今 この地方の国産材の現状は
同じ東濃檜 同じ寸法であれば樹齢に関係なく同じ価格で流通しているそうです。
市場は少しでも安く 規格の寸法材を大量に欲しいとの ハウスメーカ 工務店の要望から 
山に対して寸法材の指定のみを要求します。

山側はその要求に応えるために 規格寸法材に育った檜をすぐに伐採していきます。
それ故 樹齢30年の檜の柱が生まれてきます。山の中には 70年生 80年生の檜もあるので
市場に出たときにはそれらの柱も混在されます。 ですのでひとかたまりの柱材は樹齢もバラバラ
の状態になるそうです。  

山のプロフェッショナルが 「みそもくそも 同じ価格です。」と嘆いていました。
そして国産材の価格が下落し続け 出荷価格が市場価格を上回り 
赤字の状態が山の現状だそうです。国の間伐による補助で何とかやっている状態との事です。

国の間伐の補助の対象にならない 高樹齢の檜の山は 取り残され間伐もされません。
間伐のされない山は 地面に光があたらず 次なる植物も成長せず 虫も来なくなり
鳥も寄らない山になっていきます。 

山のプロフェッショナル曰く 「檜は100年以上になるとCO2の吸収量も落ちてきます。逆に
苗木 若い木ほどCO2の吸収量は多いから 森林整備を計画的に行う必要があります」

森林組合の方も今のままではこの国の環境も 林業もだめになる。
何とかしなければならない。 
自分たちは今まで木を切ることしか考えていなかった。
もっともっと 末端のいわゆる 家を建てる人の話 要望を聞きたい。
そう 熱く語られました。

そして 今回 樹齢90年の檜の山を我々に公開して下さいました。
おかげさまで樹齢90年で土台 柱 大黒柱を揃えて家を創ることが出来ました。
現状の木材流通のシステムではありえない素晴らしいことです。
5組のお客様にも本当に感動し 喜んでいただきました。

最後に森林組合の方の思いは 現状では仕方がないけれども
樹齢の高いプレミアム檜はそれなりの価格にしたいとのことでした。

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弊社は構造材で使用する柱 土台で東濃檜 70~80年生にこだわってきましたこれは弊社が加入していますあすみ住宅研究会のこだわりでもあります。
その為 安価な檜には手を出せませんでしたが このこだわりは正解だと思いました。

11月 そして3月にも同じイベントを開催いたします。既に数組のお客様が
予約されています。 ご興味のある方は 是非 お問い合わせ下さいませ。