国産材を使う意味

毎週月曜日は ほりおの部屋 の更新日です。

前回はウッドマイルズについて書きましたが
現在新築される日本の木造住宅の7割強がいわゆる輸入材で占められていること
なによりも安価で大量供給出来るからという理由からです。

その裏には現地の大量伐採による環境破壊が起こっていること
も事実として受け止めなくてはいけないと思います。

反面 家という財産が 比較的安く手に入れられることも事実です。
このことは やはりありがたいこと。輸入材のおかげです。

何かの犠牲の上で住宅産業は成り立っているとも言えますね。

3年ほど前から 弊社のスタッフはイベントを通して
岐阜県の民有林に入ることが多くなりました。
そこで感じることは 手入れが十分でない山が多いことです。

“手入れ十分でない”とは 間伐がされず やせ細った木が残っていて
十分に地面に光が差し込まない山になっていることです。

価格面で優位な輸入材におされ 国産材は価格が下落し
山主さんは手入れをする予算も出ない状況になっているとのことです。
そして ここにも木を切らないことによる環境破壊が発生します。

この地方の殆どの民有林は戦後 植林されたものです。
計画的に間伐をし 木を育て 伐採し 植林をするということが良いサイクルになります。
このサイクルが回らず 密林状態になり 地面に日が差し込まなくなると
様々な影響が出てきます。 そしてこのまま放っておくと最終的には海の環境にも影響してきます。

今 弊社では 輸入材を使用してきた部分でも国産材(地元材)を多く取り入れて家を創る
プロジェクトを進めております。 もちろん価格というハードルは高く 四苦八苦しておりますが
取り組み意味はあると私は強く感じております。

国産材を使えば 輸送コストが省ける
国産材を使えば 地球の裏側で起こっている環境破壊の防止策になる。
国産材を使えば この国の林業の発展に繋がる。
国産材を使えば 美しいこの国の自然を守る役割を果たせる。

私たちだけではなく 次の世代 その次の世代に 残してていくことが出来る。

その意味をかみしめ プロジェクトを進めていきたいと考えます。
kaeru-kouzou0425-01.JPG