柳宗悦

毎週月曜日は堀尾の部屋の更新日です。

先日 東京は目黒の 日本民藝館を訪ねてまいりました。
民藝品の素晴らしさを伝えるべく 柳宗悦が収集した
民藝品が展示してある博物館です。

芸術家の創る芸術品ではなく
名もなき 職人が創る その地方の民芸品をみていると
何故か 心がほっと 温まる気がします。

私たちの創る 木造住宅は 以前は その殆どが手仕事でした。
大工さんが絵図板を書き 土台や柱 梁などを手作業で加工し
組み上げて その後もノミやカンナで仕上材を加工して完成させていく。

そういう意味では 昔の家も 大きな民藝品ではないのかなとも思いました。
そんな昔の家は 必ず家族の集まる場所があり 冬は寒く薄暗いけども
どこか 温かさを感じます。 年を取った証拠でしょうか?

今の家創りは 効率化 そして快適性を追い求め
次から次へ 新しい装置が誕生し 多くの装置が住宅に
組み込まれるようになりました。

スマートハウスやスマートグリットもその流れのような気がします。
そこには名もなき職人が創り上げる手仕事の評価はあまりされません。
少し寂しい気がします。