平屋と2階建て(第2部)

梅雨のように雨が続きました。ようやく晴れたら、すっかり秋になっておりました。
雨が続いた間、洗濯物が部屋に吊され、除湿器が大活躍。
少し前に設置されただけに、毎日確実に蓄える水の多さに驚いている西條です。

中霧島壁で消臭&調湿効果を得ているお宅とは違い、
うちの物干し部屋(寝室の一角)は、普通のクロスで設置前の水はいずこへ。

ずいぶん空きましたが、先回の続きで
平屋と2階建ての違いを6つの項目から確認していきます。
20160904_01.jpg

おさらい・・・比較するために同じ大きさの2階建と平屋建てをご用意
  平屋  間口6間×奥行4間×1層=24坪
  2階建 間口3間×奥行4間×2層=24坪

まずは
① 「基礎」
一目瞭然。平屋は24坪に対して、2階建は半分の12坪。
一通りの作業手間はあるので価格は半分とはいきませんが、
大きな差が発生する部分です。

※基礎部分を赤く着色しました。

② 「屋根」
こちらも基礎と同様です。軒面積もあるので倍かどうかは形状にもよりますが
こちらも大きな差となります。
屋根が大きければ破風板、軒裏、樋の長さにも影響が及びます。

※同じ面積のところを赤に、差分をオレンジに着色しました。

実はこの①と②で平屋が2階建を上回る差を生じさせてしまいます。
でも他の部分も気になるところなので順に説明をしていきます。

③ 「外壁」
この絵に見る建物形状は非常に微妙です。
もし、これが棟(=屋根の一番高いライン)が90度異なれば
妻面(外壁の3角形になる部分)は平屋も2階建も変わらないのでこの比較は
僅差ではありますが、平屋の方が2面を省略出来る分、有利かと思われます。

※違いが現われる部分を赤く着色しました。

④ 「構造」
柱は同等とし、梁・土台に注目しました。
こちらも一見どちらがどうか判断できないです。
ここで概略の数字で比較したいと思います。
梁の幅は共通の120mmとします。シンプルな間取りなので梁背は比較的小さいと考え、
・小屋部分  H120~210として平均H165とします。間隔は1820mmです。
         0.12×0.165×3.64m/坪=0.072m3/坪
・2階床部分 H120~360として平均H240とします。間隔は910mmです。
         0.12×0.24×7.28m/坪=0.210m3/坪
・土台部分  H120mmです。間隔は910mmです。
         0.12×0.12×7.28m/坪=0.105m3/坪
平屋の材積は 0.072×24+0.105×24=4.248m3
2階建の材積は 0.072×12+0.210×12+0.105×12=4.644m3
2階を支える床梁の差が量を多くしているので、この項目は「平屋」が有利とします。

※横架材(梁、土台)を赤く着色しました。

後半の2項目は予想に反して平屋が有利となりました。

この続きは後日ブログにて。