スマートメーターと電力自由化

先日の見学会では沢山の出逢いをいただいて感謝の西條英貴です。
見学会が終わったのも束の間、無事引渡しも完了いたしました。

引渡しの際に、電気やガスや水道の仕組、緊急時の対処法を現場監督がお伝えしています。
その内容が以前と少し異なっています。
“電気”です。”スマートメーター”が付くようになって仕組が変わりました。
新築の新規設置はもちろんのこと、既設の住宅も順次、交換が進んでいます。
築11年目に突入した我が家にも昨年晩秋、作業に来てくださいました。

スマートメーターになり何が変わったのでしょうか?
家づくりの共感できる会社探しに来てくださる方だけでなく、
弊社のオーナー様も見てくださっているので
私の知識の中ではありますがお伝えしたいと思います。

スマートメーター導入・始動にあたり、以下のところに変化があります。
①内蔵された通信端末内蔵による自動検針
②時間単位使用実績の「見える化」※
③検針票の廃止※

中部電力さんベースにお伝えします。
というのは①自動検針は2016年4月より始まりますが(環境の整ったことが条件)、
同じく2016年4月は「電気自由化」の開始でもあります。
今後検針するのは中部電力さんだけではなく、契約をした電力を小売りする新規参入も含めた会社です。
②見える化、③検針票の廃止は各会社のルールに従って行われます。
(※中部電力さんの新サービス「カテエネ」に登録した方より開始)
つまり中部電力さんの場合、自動検針するものの
パソコン等で登録しないと検針員が来てポストに検針票を入れてまわるということです。
(新規参入の会社は、登録が条件だと思われます)

電柱、送電線、スマートメーター、既存宅のサービスブレーカーは中部電力さんの設備になります。
新規参入の会社はその設備の利用料金を支払って送電することになります。
「自由化」はメリットが多いように思われますが、仕組の理解が必要だと思われます。
割引(安さ)を売りに参入する会社に興味を抱く方は少なくないと思いますが
送電と設備を管理する会社が別々になることも把握していないといけません。

また、こういう切替に乗じて、詐欺まがいなことも発生します。
正しい知識と責任をもって、電力会社選びをしましょう。

消費者庁の案内する電力自由化のよくある誤解
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追伸:2015年7月以降新築の方で、分電盤にサービスブレーカーが付いていない方へ
   サービスブレーカーがスマートメーターに内蔵されているため、
   契約容量を超える使用の際は遮断されますが、1分以内に自動復旧します。
   これを繰り返してしまうと、メーターでロックがかかってしまいます。
   中部電力の最寄りの営業所に電話をすると1回だけロックを解除してくれます。
   さらに遮断した場合は関係者が出向くとのことです。
   その場合の負担金額があるかどうかは未定だそうです。
   (管理している設備が外部にて明確に区分されていること、
     また自由化に伴う他社契約を想定した影響だと思います)