そとん壁。

本日は「そとん壁」について書きます。

「還る家」ってどんな家?にも紹介されていますが、
外壁にも自然素材を使うためには、、、
その一つに取り上げられるのが「そとん壁」です。

火山灰が主原料の塗り壁で、その特徴は

・耐候性が高い。メンテナンスフリーでメーカー保証が25年です。
 無機質なために静電気が発生しないということも防汚効果につながっています。

・通気性はあるのに耐水性がある。
 耐水性は当然です。外壁材の最低でも必要な機能ですから。
 通気性の効果は壁体内の環境を整えることが出来ます。

 通気で耐水???ピンと来ないと思います。

 過去に装置を使って説明をしました。9月にも実施したいと思います。
 内容は、水槽をそとん壁で上下2段に仕切った装置に上部には水を溜め、
 下部にはエアをポンプで送ります。
 すると、下へは水が浸入しないのに外壁から気泡が出てくる。
 一見にして納得間違いなしです。

・塗り壁の持つ仕上がり感がとても心地良い。
 これは画像を加えて、説明します。

 まずは準備として外壁下地に桧の野地(※写真)を張っていきます。
 この時、家の中は、桧の香りで満たされています。
 その次に専用防水紙、ウェーブラス(※写真)を張っていきます。
soton1.jpg

 いよいよ、塗り作業です。
 この写真は既に下塗り(グレー色)を終えて、上塗り工程です。
 鏝で一様に塗り込んでいき(※写真)、
 乾き切る前に”剣山”のような道具で削っていきます(※写真)。
 この仕上げを「かき落とし」と言います。
soton2.jpg

 「かき落とし」の表情(※写真)です。
 左官工程を終え(※写真)、樋を付けて、いよいよ本日足場を外します。
soton3.jpg

というように、
機械が物をつくることに違和感を感じない時代に
「人が物をつくり出すこと」に趣を感じています。
「自然素材」だからこそ「職人の手」で仕上げたいと考えています。