大黒柱が我が家にやってくるまで 山編
入学式に向かう新入生を見て、春だなぁと感じている今日この頃です。
桜も咲き出している頃ですが、お花見などしましたか?
さて、大黒柱ツアーに参加して我が家の大黒柱を選んでから、
木を切るまでに、どんなことをしているのか?
実際に家に据えるまで、何をしてどれくらいの時間がかかるのか?
そんなことを2週間にわたってお伝えしようと思います。
桧大好き堀尾が選んだ東濃桧です。
この東濃桧は岐阜県の中津川で選んでいます。山の状態や、木の育ち具合などを考慮して、一番ベストな場所で、大黒柱になるいい木を何本か選んでくれています。
その印が、ピンクのテープですね。
そこから、我が家の大黒柱になるのは・・・と山を歩きながら選ぶこととなります。
これが結構大変。
しかし、出会ったときは感動で皆さん生き生きとしてるんですよ!
選んだ大黒柱を切るために、斧入れ式を行います。
山や、大黒柱に対して「切らせていただきます」と挨拶するのですね。
1.木を清める
木を切る前に、木を御神酒で清めます。
2.木に挨拶をする
神様への挨拶として、二礼二拍手一礼をします。
3.斧入れをする
斧を2度力強く入れます。
斧入れ式は、神聖な儀式だなぁと参加する度に感じます。
実際に斧を入れた後で感想を聞くと、思ったより硬くて100年の重みを感じたと言っていたお客様もいました。
神事を終えると、木こりさんに伐倒してもらいます。
倒れる瞬間は、地響きがするほど迫力があるんですよ!
そして、切り倒した回りには桧のいい香りが・・・
五感で感じてもらえる体験だと思います。
ここまでは、加納も立ち会って見たことがあります。
ここで選んだ大黒柱とは、上棟式まで会うことが出来ません。
その間、どんなことをしているのか?ということを
プレカット工場の方に聞いてみました。
次週レポートしますので、お楽しみに!!