壁仕上げ~薩摩中霧島壁編②~
今週は、肌寒いなぁと感じる日が多かった気がします。
風邪をひいてしまったという方もいらっしゃるかもしれませんね。
あったかいご飯を食べて、しっかり寝てという生活を送っている私は、風邪もひかず、健康体です。
先週の休日に、友人のダンスの発表会や結婚式へ参加したりと
多忙な2日間でしたが、とっても楽しんできました。
なかなかに貴重な休日でしたよ。
今週の『加納のメガネがキラリン!「あの~撮っちゃいますケド?!」』
今週は、先週に引き続き、「薩摩中霧島壁」についてお送りしたいと思います。
こちらは、竹廣左官さんです。
中霧島壁の他にも左官の工程で
お世話になっているのですが、
今回は、作業中にお話を聞きながら
いろいろ教えていただきました!
前回、こてで掬い取ることが難しい
というお話をしましたが、竹廣左官さんに聞いたところ
「板とこてを逆方向に動かしながら掬う」
と言われていました。
こてだけで掬い上げているだけではなかったのですね。
見ていると簡単そうに見えるのですが・・・
匠の技ですねぇ。
こちらが仕上がった壁です。
こてで作られた自然な模様から
手作り感を感じますね。
自然素材を利用しているので、
既製品にはない風合いを感じました。
光の当たり方によって
いろいろな表情が出てくる
面白い壁ですよね。
清潔感のある白色で、
とっても素敵でした!
壁の角は変わった形のこてで
きれいにならしていきます。
ここは、扉があるところの壁です。
細かい作業も、
すすーっと仕上げていらっしゃいました。
こちらの写真は、
先程のこてを使った壁の角です。
角がかくかくしていなくて、
なんとなくやわらかそうな仕上がりです。
こういう細かいところにも注目してみると
いろいろ見えてきますね!
さて、この写真・・・
きれいにならした壁に模様を入れています。
この道具は、くしびきといい
塗り壁に模様を入れるための道具です。
目の細かさによって、道具は
数種類用意されているそうですよ。
自然な風合いの薩摩中霧島壁・・・いかがでした?
お客様で、自分でやってみたいというご要望があるときは、体験していただいているそうですよ。
自分の家で、自分が作った空間があるというのは、いいですよね。
さてさて、次回はどんなことをレポートしようかなぁ?
来週もお楽しみに!