伊勢神宮のご神木

通勤途中に咲いている紫陽花を撮ろうと、携帯を構えてみたのですが、風が強くなかなか綺麗に撮れませんでした。
次週、紫陽花の写真が載っていたら、撮影成功したのだなと暖かく見守ってください(笑)

さて、最近帰宅時に夕焼けが綺麗で写真を撮っています。
赤から濃い紫になるグラデーションがとても綺麗で、改めて空を見ることが楽しくなりました。
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雲のもこもことした感じや、ピンクっぽい空、街のシルエットなどによっても全然雰囲気が変わりますね。
皆さんは、時々夕焼けを見ながら家路についたりしますか?
結構、楽しくなりますよ!

さてさて、2011年桧の里ツアーの報告最終回となる今回は・・・
伊勢神宮の御神木の木についてです。

伊勢神宮といえば、式年遷宮!
20年に1度、本宮から社殿、鳥居や橋までを一新するという大きな行事です。
2013年に、本宮の神体の御渡がありますね。
内宮の御神体である、三種の神器「八咫鏡(やたのかがみ)」が新しくなったお社に移動されるのです。

さて、この御神体を収める為の器の木が、先日お邪魔した赤沢の桧なのです!

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器となる木を、「御樋代木(みひしろぎ)」と言い、この御樋代木を採る木材が「御神木」と呼ばれます。

この御神木は内宮と外宮の2本を必要とし、それぞれが無節の上質な材であること、清らかな流れに近い清浄な土地にあることなど、数多くの要件を満たさなくてはなりません。また伐採では2本の先端を交差させて倒すため、お互いが届く距離に生えていなくてはなりません。

数々の難関を突破して選ばれた御神木は、三ツ紐切り(又は三ツ尾切り)といわれる伝統的な手法で伐倒されます。木の幹に3方から斧を入れ、3箇所のツルを残して伐倒することで、木材を傷めず、倒す方向も決めやすいという古来の技術です。

写真を見て頂くと、斧によってつけられたごつごつとした表面が見えると思います。
これほどまでに立派な木を、斧だけを使って伐倒するのは、神聖な気持ちになりそうです。

この写真は、昭和60年に伐採された切り株です。
しめ縄が掛けられており、なにやら神聖な雰囲気でした。

実際に見ることが出来ない御神体を収める器となる木が育った赤沢は、良質な桧がいっぱい育っている森なのだと実感しました。