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パッシブデザイン2

写真は18年前に建築した自邸である。
TVは外径サイズに対して周りの縁が大きく、DVDデッキの厚みも含めてレトロ感を感じる1枚である。という話ではない。
我ながら『パッシブデザイン』という言葉が相応しいほどにしっかりと日を採り込んでいます。
しかし残念なことに、18年前のこの家はパッシブデザインが十分に活かしきれていませんでした。
採り込んだ日射熱を蓄えるだけの断熱性能を持ち合わせていませんでした。

この家の完成から3年後、性能改革に着手しております。
▪️15年前に断熱材を一新し【UA値0.70以下】
▪️11年前にサッシをアルミ樹脂複合に変更しZEH基準【UA値0.60以下】
▪️そして、本年より各仕様を見直しG2グレード【UA値0.46以下】に取り組んでおります。

一般的にサッシのサイズを小さくしたり、数を減らせばUA値は向上(改善)します。
しかしそれでは『パッシブデザイン』と逆行してしまいます。
つまり日射熱取得量が小さくなり、通風が悪くなるわけです。
明るさと開放感と日射熱を得るための窓はしっかりと大きさを確保し、通風を生み出す窓をきちんと配置することを大事にしています。
同時にガラスの種類と庇も考慮し、季節による日射熱と取得と遮蔽をコントロールしています。

サッシの及ぼす影響が良くも悪くも大きいことが分かっていただいたところで、自邸(18年前)と現在の標準仕様のサッシ性能を比較すると
・サッシの熱貫流率改善 4.65→1.59
・日射熱取得率改善 η0.80→0.29
こんなにも差がありました。

写真は18年前に建築した自邸である。
42インチTVを当時33万円で購入したが、現在は約1/6の価格で購入できる。という話ではない。
仲建設は真剣に『パッシブデザイン』に取り組んでいるということを伝えたい写真です。

『パッシブデザイン』とは新築はもちろんのこと、リノベーションにも活かせる技術であり、私たちらしい自然素材とも相性のいい提案となります。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
ご相談をお待ちしております。

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