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無垢材と集成材の違いとは? 6項目で比較!

家づくりに使用される木材には「集成材」と「無垢材」の2つの種類があります。見た目は同じように見えても、特徴は大きく異なります。どちらが絶対に良いというものではなく、それぞれの特徴を理解した上で適材適所の素材選びを行うことが大切です。

下の表は集成材と無垢材の特徴について、6項目で比較した比較表です。今回のブログではこの6項目についてそれぞれの特徴を解説します!

あくまで両者の「比較」です。「無垢材は強度が低い」、「集成材は耐久性が悪い」という意味ではございませんのでご留意ください。

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「無垢材」「集成材」とは

無垢材は簡単にいうと「1本の木から作られている木材」です。天然木を切り出し、柱や梁など必要な形に整えて使うもので、自然の風合いや香りが魅力です。

それに対し集成材は「複数の木の板を接着剤で接合した木材」です。節や割れなどの欠点となる部分を取り除き、木の良い部分を貼り合わせて人工的に作られるため、品質が安定することが特徴です。

強度(短期的な強度)

一般的に無垢材より集成材のほうが強度は高くなります。

ただし、ここでいう「強度」は「体積あたりの強度」であるということに注意が必要です。つまり、集成材のほうが小さい部材寸法で同じ強度を出すことができるということです。

どんな木材を使用する場合であっても、各部材に必要とされる強度を満たすように部材寸法を決定しており、使用する材種によって家の強度に大きな差が生まれるわけではありません。集成材の強度は無垢材の1.5倍!と説明されるかたもいますが、集成材を使えば家の強度が1.5倍になるというわけではないのでご注意ください。

耐久性(長期的な強度)

耐久性の高さは無垢材の魅力の一つです。仲建設では構造材として東濃ひのきを使用しておりますが、ひのきは伐採後200〜300年間は強度が増し、その後は1000年かけて伐採直後の強度に戻るといわれています。

1400年以上前にヒノキを使用して建てられた法隆寺が今も立派に現存しているように、きちんと使えば1000年以上の耐久性があることが実証されています。

集成材の耐用年数は70~100年といわれております。ただし、集成材は1950年代に製造され始めたものであり、耐久性のデータがまだ整っていないのが現状です。木材より接着剤のほうが耐久性が低く、集成材の耐用年数は接着剤によって決まります。風雨や日射に晒される環境下では接着界面の劣化が進むため注意が必要です。

ただし、国内外に建設から50~70年を経て現在も使用されている建物は多数あるため、過剰に心配する必要は無いかと思います。

※集成材の耐久性に関する参考文献

品質の安定性

集成材の一番の特徴は品質の安定性です。節や割れなどの欠点となる部分を取り除いた木の板を接着剤でつなぎ合わせた工業製品であるため、容易に品質を安定させることができます。

無垢材には個体差があるため集成材に比べて品質コントロールが難しくなります。自然の木なので伐採後水分の吸放出を繰り返すため、乾燥が不十分な場合は反りや収縮が生じます。よって、無垢材を扱う場合は十分な乾燥と、材の特性を熟知した職人さんの技術が必要です。

健康への影響

無垢材の最大の特徴は体に優しい天然素材だということ。木材をつくる過程で接着剤などの化学物質を使わないため健康障害の心配はありません。

集成材の製造過程で使用される接着剤はシックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを放散します。シックハウス症候群は建材等から放散される化学物質が空気を汚染することによって引き起こされる頭痛やめまいなどの健康被害です。

2003年にシックハウス症候群に関する建築基準法が改正され、健康被害は減少しております。集成材を使用する場合も法に基づき正しく換気を行えば健康被害を防ぐことができますが、化学物質に敏感な方は無垢材の使用をおすすめします。

機能性(調湿性、香り)

無垢材は空気中の水分を吸放出して自らの水分を一定に保とうとする性質があるため、調湿機能に優れております。また、無垢材の香りにはリラックス効果、疲労抑制効果、知的生産性向上などの効果があり、それらの効果は実験により実証されております。

集成材は接着剤を貼りつける際に高温処理するため木の本来の組成が変化します。それにより木が呼吸しなくなり、調湿機能や香りの乏しい木材となります。

コスト

コスト面で優れているのは集成材です。集成材の場合、小さな板を接着剤で継ぎ合わせるので1本の木を余すことなく使うことができます。また、小さい木であっても貼り合わせることで自由な寸法の木材ができます。

1本の天然木から切りだす無垢材は、1本の木からつくれる数に限りがあります。また、大きな木でないと思う寸法の材木が取れません。

まとめ

「耐久性や健康面を重視して無垢材を選ぶ」、「コストを重視して集成材を選ぶ」どちらも正解であり、一概にどちらが良いと言えるものではありません。

建築会社を選ぶ際に、無垢材を使用している会社は無垢材のメリットを、集成材を使用している会社は集成材のメリットを強調して説明すると思います。その説明を鵜呑みにせず、両者の特徴を正しく理解し、適材適所の選択をすることが重要です。このブログがその一助となれば嬉しいです!

仲建設の素材へのこだわり

仲建設では、地元材としても有名な「無垢材」である東濃ひのきを構造材として使用しております。その特徴は「優れた耐久性」、「美しい木肌」、「森林浴をしているような香り」などです。来月には東濃ヒノキの特徴について詳しく解説する記事をUPする予定です。そちらも合わせて読んでいただければと思います!

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